簡単短時間レシピ【スペアリブの甘酢煮】まろやかになるコツ

 先日、きょうの料理ビギナーズで、「スペアリブの甘酢煮」が放送されてました。
 過去のきょうの料理ともレシピがかなり違っていたので、比較しながら作ってみました。そこで気づいたことを。

私のレシピはこちら

スペアリブの甘酢煮

1.スペアリブをフライパンで焼き、余分な脂をだす。
 (焼いたほうがあくが少ないと思います。)
2.鍋にスペアリブとつかる量の水を入れて、加熱。
3.沸騰したら、あくを取り弱火。ここで調味料とにんにくを2つ丸のまま入れる。
 (酢が肉を柔らかくするというんで、あく取りしたところで加えてます。)
4.弱火で1時間。酒が蒸発する際に肉の臭みを取るということでフタせずに煮込みました。
5.完成

しょうゆ 大さじ3
砂糖   大さじ3
酒    大さじ3
酢    大さじ4

○食べてみた感想
 酸っぱくなくて、肉も柔らかくておいしかった。煮込んだお肉は、余計な脂が抜けておいしいですね。

○まろやかにするには?
 黒酢とかりんご酢とか飲んでる人はわかるかもしれませんが酢って酸っぱい、飲みにくいですよね。
 梅干とかレモンもイメージしたら口がジュワッとするくらい。

 でも今回の料理はすっぱくない。なんでか?

 料理学校で先生から言われましたが、お寿司の酢が酸っぱくないのも、酢と砂糖を1:1で混ぜてるかららしいです。砂糖加えると酸味が消えると。まろやかに仕上げるには酢に砂糖を合わせることが重要です。

 また、煮込みに酢が入ることで、コクがでてまろやかに美味しく仕上がります。

 ちなみにですが、握りずしには大量の砂糖が入ってるんです。砂糖が多いから、お茶が欲しくなるんですね。


きょうの料理ビギナーズレシピとの比較
 いろいろ細かいところは置いておいて、一番の違いはビギナーズの「スペアリブの甘酢煮」は酢がカップ半分(大さじ6)入ってます。これだと、砂糖と酢が1:2なんでいくらか酸味があってすっきりした味わいになるのかもしれません。つくってないんでわからないです。

 ↓詳しくはテキストでどうぞ。いろいろコツもあって、シンプルな料理が多くて、忙しい毎日には、ビギナーズがおすすめ。

きょうの料理との比較
 きょうの料理の「スペアリブの甘酢煮」では、スペアリブを素揚げしたものを使ってました。

 今月号には、甘酢煮はなかったと思いますが、12月号はクリスマス料理から、漬物、正月料理、煮物、鍋物まで豊富でオススメです。

 ↓きょうの料理12月号 テキストです。

○野菜を加えてもよい。
 にんにくを入れたのはなんとなくです。臭みとりとして、ねぎの青いところやしょうがを入れてもいいかもしれません。
 具材として、大根やにんじん、たまねぎを加えてもおいしいと思います。

○酢は肉を柔らかくする。
 酢があったほうがさっぱり柔らかく肉が煮えると思うので、始めは酢と砂糖を1:1くらいで混ぜて煮込んで、少し煮込んだところで後はお好みの味わいまで酢を足していけばいいのでは?

 お弁当にするなら、酢が多いとふた開けたときのにおいがきつくてつらいですね。


○ひとり言 酢の効果

 酢は肉を柔らかくするから煮込みの最初から入れたほうがいいんじゃないの?って書きましたが、パイナップルやりんごが肉を柔らかくする、っていうのもやっぱり酸が効いてるんでしょうね。

 酢は疲労回復だけでなく、高血圧、便秘、内臓脂肪といろいろ効果のある調味料ですから、ムリのない範囲で取らなきゃです。

○腸の調子も。
 酢は、腸内の細菌バランスを整えると言われています。
 腸内環境を整えると、便秘といった直接的な効果だけではなくて、風邪とかそういった免疫力、感染を予防するのにも良いのかもしれませんね。
 ビフィズス菌は、インフルエンザ予防にも効くって言われてますし。インフルエンザの流行ってる今こそ酢やヨーグルト、ビタミンCを取るように心がけるのがいいかもしれませんね。
 明治さん、森永さん、カゴメさんのヨーグルトが、「乳酸菌は善玉菌」なんて言っていろいろ調べてますね。


○ワインビネガーがおすすめ
 酢を取るには、酢を飲むのが一番手っ取り早いですけど、酢のドリンク値段もそれなりに。
 
 そんなわけで、私は、ワインビネガーでドレッシングを作るのがオススメ。ドレッシングを買う必要ないし、味もお好みでさっぱりサラダが作れるから。