【ナイキ厚底】ズームフライとペガサスの違いを比較

ナイキ 厚底ランニングシューズが流行っているなーと言うことで。

ナイキの厚底ランニングシューズの違いについて。

今までのアシックスの薄底ランニングシューズと違って、ここ最近は厚めのソールのランニングシューズが話題です。

ここ数年までは、ランニングシューズの選び方は、初心者が底の厚い靴、慣れてくればくるほどソールが薄くなるというものでした。
初心者で走り込み、筋力が十分についていないランナーさんは膝の怪我がしやすいということで、これまでは底が厚い物をお勧めしていたわけです。
そして、タイムが速くなれば、アシックスのターサーのような薄くて軽いシューズを選択することを推奨していたわけです。
裸足ラン、ベアフットもこの考えかたです。

ところが最近では、体重移動と反発力を重視した新しいテクノロジー、いや戦略かというへきものか、スタイルが身を結びつつあるわけです。

それが、ナイキの厚底ランニングシューズです。

これは、ランニングシューズを衝撃を吸収する道具としてだけでなく、地面を蹴るためのもの体を前に移動させるものとして使用しているのです。

いくつか販売されているので、その違いについて書いてみます。


レース用に作られたシューズが
【ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%】
プロのランナー以外では、これがおそらく最高のプロダクトです。

レースだけでなくトレーニングにも使えるモデルとして、
【ナイキ ズームフライ 】
【ナイキ エア ズーム ペガサス34】
があります。

この違いを簡単に説明します。


【ズームフライ】は前に行く推進力を高めるようにソールが作られています。
カーボンナイロンの一枚プレートが入っています。
このプレートのしなりを利用し、反発力により体を前に運ぶ推進力を得るわけです。
この反動をうまく利用するためには、着地をきれいに行なう必要が出てきます。

ちなみに、【ズームフライ】は、カーボンナイロンプレートですが、
上位モデルの【ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%】は、カーポンプレートです。
オリンピックランナーのモデルにより近いのが【ヴェイパーフライ】となっています。


【ナイキ エア ズーム ペガサス34】は、舗装されたロードだけでなく、未舗装でもバランスよく走ることができるシューズです。
軽さもあって、反発力もあって、レースもだけど、ジョギングにも向いたシューズがペガサスです。

【ペガサス34】は、反発力を生み出すように前後に二つのソールが入っています。
一枚のプレートの反り、しなりを利用するのとは違いますが、より多くの場面で使いやすいシューズとなっているわけです。

【ヴェイパーフライ 4%】の4%の意味は、走りの効率を4%改善するそうです。
効率は、イコール 完走タイムではないのかもしれませんけれど。
仮にタイムとすると、フルマラソン4時間のランナーは、10分程度縮まるわけです。
3時間50分で走れる、かもしれない。
サブ5、サブ4、サブ3を目指して走るのも良いかもしれませんし。
ソールの薄いシューズで怪我をした人も良いかもしれません。
ナイキのシューズの凄いところは厚いけども、軽いところです。
アシックスの初心者用 【ゲルカヤノ】は底が厚い、そして重いですからね。


アフリカ勢に負けないランナーを作るためのプロジェクト、【オレゴンプロジェクト】のランナーや箱根駅伝東洋大学は、ナイキのシューズを使用しているということです。

ちなみに、箱根駅伝で4連覇を達成した青山学院の選手は、アディダスでしたね。

ちなみに靴のデザインや口コミはこちらでも確認できます。
ナイキ ランニングシューズ ズーム フライ

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