膝を痛め、【膝用サポーター】をしてマラソンに参加した感想
膝が痛くて、膝用のサポーターを使用した感想です。内容はランナー向けかなと思いますが、他のスポーツや日常生活で使う人にも共通点はあると思います。
膝が痛い方って多いのでは?また、大きな悩みですよね。
特にランニング初心者は必ずこの痛み問題に苦しむのではないでしょうか?
ランニングして膝が痛くなることには、いろいろ理由があると思います。
○初心者は膝を痛めがち。
初心者は、早く走るよりも、長く走ることを目的に練習していると思います。
2月にハーフマラソン大会に出場するので、1月は15km走れる様になりたい。
だから、今月は5km、来月は10kmは走れるようになりたい、なんて形で距離を伸ばそうと計画しますよね。
練習量、体重が適切なら問題ないんでしょうが、どうしても計画通り練習できない。
でもがんばっちゃうから、結果的に力以上の距離を走るのでどうしても走りこみ不足の影響が出てきちゃいます。
○走りこみ不足が膝をいためる。
つまり、筋力不足、とりわけ膝周りの筋肉が不足しているので、自分の体重の負荷が痛みに繋がります。
また、練習して引き締まった体になりきれてないので、膝に体重がかかりすぎます。
その他にも、フォームの問題やシューズもあるかと思います。
○私も同じ経験
実際、自分もそうでした。
大会に申し込んでから練習を始めたので。そして少し走れるようになったら、気持ちがよくてついつい焦りもあって距離が伸びて、膝痛めました。
○サポーターを試す。
で、道具に頼ることにしました。
アシックスとファイテンの膝用のサポーターを使用しました。マジックテープでとめて、使うタイプのものです。
実際のところ、痛くなく走れるってことはなかったですが、もし使ってなかったら、もっと膝がおかしくなっていたかもしれません。もっと膝の痛みの治りが遅くなっていたかもしれません。
ここのところは、はっきりとはわかりません。人体実験ではないので、使った場合、使わなかった場合のデータがないんで。
○良い補強、サポートに。
サポーターはよくわからんって結論じゃなくて。
筋力不足の人の体の支え、補強になると思うんで、痛みが強くなる前に使用したら効果的と思います。
たとえば、練習の始めから使ってれば、怪我もしなかったかも。
○矯正する効果も期待
他にも、体の動き、骨格に癖があって負荷がかかっているような人は、たとえばO脚で足が痛いという人には、無理な動きを矯正する点で適しているのかもしれません。
○後半の疲れに効く
さらには、35kmで歩いちゃう人がサポーターを使うことによって、後半の膝周り、足の疲れに違いがでて、歩かずにゴールできるなんて風になるのかもしれません。これって、タイツの機能と一緒ですし。タイツは変わりますよ。
○使用感
で、実際の使用感ですが、タイツの上からではなくて直接素足に使用したのですが、慣れないからか、かゆいというか、膝裏の柔らかい皮膚には違和感がありました。
タイツの上から使用すれば、この問題は解決するかもしれません。
○私の使用したアイテム
アシックスは、キネシスという商品を使いました。
こういったバンドタイプは、締め付け具合も調整できるところが良いです。
私が使っていたものは、2016年現在すでに販売されていないようです。
もう少し補強のしっかりしたサポーターはキネシオシリーズとしてアシックスから販売されているようですが。
といったわけで、下記に今評判のサポーターを一つ紹介しておきます。
アシックスほど、サイズが細かく分かれていなくて、調整出来るところが良いかと思います。
商品の詳細や口コミはこちらでご確認ください。
Mueller(ミューラー) ユニセックス 膝 サポ-タ- 左右兼用 オープンパテラニー スタビライザー フリ-サイズ 54667
○ファイテンのサポーター
ファイテンの商品は、ソフトタイプ、ハードタイプといろいろあるのか特徴です。
そして、ファイテンの売りは、チタンの効果。
あんまり、チタンが効いてるなーってことはさすがに感じませんでした。
でも、プラスアルファの効果に期待するなら、ファイテンもよいでしょうね。
商品の説明はこちらでも。
ファイテン(phiten) ファイテンサポーター ひざ用 ミドルタイプ M 0413AP165004
○すっぽりと履くタイプ
履くタイプのサポーターが良いという人には、ザムストにもいろいろあります。
○バンドタイプやズレが気になる人に
ピップの商品も人気があるようです。
膝用のサポーターには、わりと分厚くごついのが多い中で、ピップさんのは、まるで膝だけのタイツみたいな薄いものです。
装着しても普通にパンツがはけますよ。
日常生活から、ランニングといった運動にも使えるようです。
サイズもMサイズからLLまで。
膝だけでなく、ふくらはぎ、足首まであります。
足首は、タイツではカバーできないところなので、足首が気になる人は、タイツとこちらもありだと思います。
詳しい説明や評価はこちらでも。
プロ・フィッツ 薄型圧迫サポーター ひざ用
○サポーターはあらゆるシーンで使える。
柔道、バレーボール、サッカーとあらゆるスポーツのアスリートもサポーターを使ってます。サポートはしっかりできますが、さすがに痛みは治せません。
サポーターはランニングの人だけでなく、立ち仕事が多いとか、長時間歩行するような人の膝への負担を軽くする為にも効果的と思います。あまり足が激しく動かないほうが、スレやズレで気になることは減ると思います。
○痛い場合には休養あるのみ。
すでにかなり痛い人は、まずは休みましょう。
走る時間が確保できて(練習時間がとれるなら)、そして歩けるなら、その時間歩きましょう。そして、階段を上り下りするとか無理のないトレーニングをしましょう。やはり走ると着地の衝撃のダメージは大きいです。
○タイツより安いし、手軽。
タイツよりお手ごろ価格ですし、メーカーによって「形、補強の強度」も様々。←これ結構重要ですよ。まずはあれこれチェックしてみては。
これから何回かアイテムについて書いていきたいと思います。
○金さんの痛みトラブルに関する本もあります
こちらは膝だけでなく、足裏からふくらはぎ、腿と部位ごとに細かく書いてあります。
紙の本は、もしかして売り切れてる?
でも、Kindle版や中古本が販売されています。
Kindleの機械がないという人、アプリをダウンロードすれば、パソコンでも、スマホでも読めるので問題ありませんよ。
タイトルは、【ランナーのための痛み解消クリニック】
ランナーのための痛み解消クリニック (エイムック 2450)
また、テーピングをしっかり学びたい人には、こんな新しい本もでています。
その名も【テーピングの教科書】
テーピングの教科書―すぐに巻ける!正しく巻ける! (実用BEST BOOKS)
私のテーピングをして走った体験はこちらです。
膝を痛めて、テーピングしてマラソンを走った【感想】 - たけぽんちの部屋
タイツは防寒性も合って、使いやすいことは間違いない。
タイツやテーピングはしっかりできているか不安なこともあるかと思います。
タイツを締める強さがどれくらいがベストかわかりにくいですよね。
その点タイツだと履くだけなので簡単です。
で
実は、標準体型でない場合は、タイツよりサポーターが向いているのではないかと思っています。
その辺りは、自分の体型と合わせて考えるのも良いかもしれません。
ちなみに、タイツは、月に3回くらいしか履かない私の場合には、3年経っても健在ですので。
そんなに高くないというかコストパフォーマンスは良いと思います。
ランニングタイツの効果を実体験ありで書いてます。
膝の痛み解消グッズ第3弾【ランニングタイツの効果 感想】 - たけぽんちの部屋
ムリせず、楽しく、怪我なく走りましょう。