【利尻礼文旅行の記録3】トレッキングのコース、服装
今回は、【礼文島でのトレッキング】の話。
礼文に行くからには、歩いて、高山植物を見て、写真を撮らないわけにはいかない。
誰が決めたというわけでもないけれど、やっぱりこれは外せない。
礼文のトレッキングのコースと持ち物について書いてみます。
私は、6月と8月に歩いたのでその時の気温や服装についても記録しておきましょう。
◯ コース
まず、礼文には、難易度、時間も様々なコースがいくつかあります。
季節によって咲く花も異なりますので、時期、花の開花時期からコースを選ぶのも一つの手段。
JTBさんや日本旅行さんといった大手の旅行会社のパッケージツアーなら【桃岩台展望台コース】を歩くのでしょう。
このコースは、時間ももっとも短く、あまり歩かなくても多くの花を見ることができます。
どこをスタートにして歩くかは色々ですが、車でギリギリまで行くことも可能です。
桃岩台コースの入り口には、フェリーターミナルから歩いて行くこともできます。
路線バスもありますが、本数が驚異的に少ないのです。
そういったわけで、歩いた方が早いと思います。
桃岩台コースは、高低差はそこそこありますが、距離は短いし、色々な花をまとめて一気に見るのには、最適かと思います。
利尻島、利尻富士もきれいに見えますしね。
しかし、個人的には、【岬めぐりコース】をオススメします。
桃岩台コースは、手軽で次々と高山植物を見られる手軽さがあるのは確かです。
しかし、岬めぐりでは、礼文島のここにしかない景色、風があります。
澄海岬は、ツアーでも良く行くところですが、この海のきれいさは凄いです。
沖縄の海みたいって、わたし沖縄には行ったこと無いですけれど。
水面近くまでは行けないのですが、海の青もとてもきれいなのです。
また、岬めぐりコースを歩くと穴あき貝の貝殻集めもできます。
花を見るなら、【桃岩台コース】、景色を楽しむなら【岬めぐりコース】、といった印象です。
【岬めぐりコース】は、本当は何時間かかるのか?気になりますよね。
わたしの場合は、4時間でした。
ただし、岬めぐりコースを全部歩いたわけではないのですが。
私が歩いたのは、スコトン岬から西上泊 (澄海岬) までです。
澄海岬から浜中までは、ワープさせてもらいました。
自動車でピューっと。
【岬めぐりコース】では、木々に囲まれたコースではないので、見晴らしがとてもいいです。
そして、その結果でもあるのでしょうが、風がとっても強い。
フェリーの甲板よりも強い。
ちょっと怖くなる位に、風が強いところもありますが、うっそうとした中を歩くわけでないので気持ちが良いのです。
気にしなければいけないのは、紫外線ですね。
薄曇りでも、遮るもののない海岸線はとっても日に焼けます。
潮風で肌は少しじめっとします。
◯ 服装
2回異なる時期に行ってわかったのは気温です。
6月も8月も、20度くらいの気温になりますし、日差しもあってそこそこ暖かく感じるはずですが。
風が強い。
強烈に強い。
そのぶん、寒く感じるのです。
なので、半袖だと、紫外線も含めて厳しいかと思います。
長袖シャツは、上の二つのコースでも着ていた方がよろしいかと。
と言いつつ、
普通のシャツだと、歩いていたら汗ばむから、ウインドブレーカーが良いけれど。
レインジャケットみたいなものも良いかと思っています。
◯シューズ
トレッキングシューズが必要か?
私の個人的な意見だと、上の二つのコースを歩くだけなら、ウォーキングシューズ、ランニングシューズで良いかと思います。
トレイル向けのような底がわりとしかっりしていて、クッション性があるのをオススメします。
アシックスで言えば、ゲルカヤノやGT-2000 new york みたいなシューズ。
普段から、トレッキングシューズ履いて歩いている人はいいけれど、トレッキングシューズを急に履くと、靴擦れの元です。
、あた、シューズ自体が重いので、歩くための筋肉がしっかりついていれば良いけれど、そうでないと脚が疲れちゃいます。
そんなわけで、ランニングシューズで良いかなあと。
ただのおしゃれスニーカーはやめたほうが良いと思います。
しかし、天気の悪い時には、トレッキングシューズに軍配があがる気がします。
水、石といった外界からの刺激に強いのはトレッキングシューズ。
重いけど、防御は万全。
◯ ステッキ
トレッキングだからと、トレッキングポールを持参する人もいますが。
礼文は確かステッキやポールの類を禁止していたような。
島の自然を守るために、土を外から持ち込ませないというのと、
地面を突いて、根を傷つけることがないように、
といった2つの理由からだったかと。