【路線バスの感想】礼文島内の交通手段、アクセス

礼文には、電車もないし、都市部で暮らす人が思っているような本数のバスも運行ありません。

現実的に選択肢を考えると、
礼文島内でレンタカーを申し込む
・自家用車もしくは稚内等でレンタカーして車を島内に持ち込む
・路線バスを利用する
・タクシーを利用する
と行った程度でしょうか?

そして、タクシーもまた捕まるかどうかは運次第。
どの程度混んでいるのかわかりませんが、フェリーターミナルにはタクシーが止まっているのを目にします。
慎重に行きたい人は、観光タクシーとして、予約しておくのが便利です。


◯ レンタカー
レンタカーの場合、都市部で借りているレンタカー代金とは料金が異なりますので注意です。
北海道には、ハイシーズンという文化があるのです。

それでも夏は人気なので、早めに予約した方が良いでしょう。
ちょっと出遅れると、礼文や利尻で借りられない、なんてこともあります。
そんな時には、稚内からレンタカーして、持ち込むという手もありますが。
ただみんな考えることが同じなので、そういうシーズンは、稚内のレンタカーも混んでいるのですよね。
というよりも、道内のレンタカーが札幌とか旭川とか空港に近いところに集まっているにではないだろうか?


路線バス
さて、わたしは、礼文島で路線バスを利用しました。

その感想が今回の話。

まず何よりも本数が少ない。
だから、本数に合わせて行動をしなければいけません。

そして、バスに乗ってびっくりしたのは、厳密に乗り場、降り場はないのです。
フリー乗車区間と言って、乗りたい時に乗りたい場所で乗って、おりたい時にピンポンを押すなり運転手さんに伝えて降りれば、良いのです。

値段はどうなるのかって?
タクシーのメーターのようにゾーンで値段が少しずつ変わって行く仕組みです。

本数はあまり無いですけど、礼文島では、観光スポットも限られているので、路線バスで移動するのもよいかもしれません。

といっても、礼文でバスを利用するケースは、岬めぐりコースを歩く人くらいなのかな?とも思います。


礼文島に行って、桃岩台コースを歩くのも良いでしょう。
でも実は、島の北端には、素晴らしい景色があるのです。
学校もあって、病院もあって、町の暮らしもありますし。

6月上旬に限られますが、アツモリソウという可愛らしい花も楽しむことができます。
こういった季節には、ぜひバスで行くことをお勧めします。

道路脇のアツモリソウの開花時期を逃した場合は、高山植物園で見ることもできます。
私が行った8月中旬になると、高山植物園でもアツモリソウを見ることは出来なかったです。
植物園でアツモリソウが見れるのは7月中くらいなのでしょうか?

他にも定期観光バスがあります。
このバスは、主要な観光スポットを回ってくれます。
値段も安いので、時間が合えば、良いと思います。

年によって、運行ダイヤも変わるでしょうし、気になれば、稚内バスのホームページで確認しましょう。


◯ 雨の日の北海道観光

元も子もない話ですが、結論から言えば、どうにもならないというか。
アウトドアが無理だと、食べることに注力するしかないのですが、雨でこもりがちになるとお腹が空かないのですよね。

礼文や利尻だけでなく道東もですが、雨が降るとどうして良いか困るところです。
網走や阿寒にいた場合には、ひがしもことの乳酪館に行くしかないような。
月曜は、祝日でもお休みしているので注意が必要です。
網走からも30分ちょっとで車で行けます

標津、根室、別海、厚岸あたりにいた場合には、ソフトクリーム屋さん巡りをするしかないような気がします。

釧路の動物園は楽しいのだけれど、雨の場合はどうだろう?
雨の日に行ったことがありません。

知床だと、雨が降っても、動物の生態も学べて面白いのですけれどね。

礼文で雨の場合はどうするか?
どうしようもないのですよね。
ちなみにですが、礼文高山植物園は、屋外です。

高山植物園は、礼文の草花がまとまって育てられている庭のようなものです。
縮図といいますか。