【奥尻観光】神威脇温泉、ホテル緑館は外せないスポット

奥尻の温泉は想像以上にすごかった。
奥尻島について、あれこれ書いてきたのに忘れていたことがありました。
それは、温泉のこと。

奥尻島は、北海道南西部の小さな島です。
一周島をぐるりと回ると60km程度の島です。
大きさとしては、利尻や礼文と同じくらい。

そんな奥尻島には温泉が二つあります。
一つは、ホテル。そしてもう一つは、銭湯。

泉質としては、どちらも鉄分を含んだちょいと酸性のお湯になります。
pHで、6.5程度だったと記憶しています。


奥尻の温泉のある場所は、二つとも島の西側の南北に区切って真ん中あたり。
フェリーターミナルは、東側の島の南北の中央にあるので、ちょうど反対。
車だと南端にまで走って、さらに北上になるので、1時間くらいかかるのです。
奥尻島の空港は、南端にあるので、空港から西側の海岸線を車で20分程度上がった所です。

近くには、ほぼなんにもありません。
奥尻ワイナリーがあって、ホテルがあって、民宿が幾つかある程度。
お店も何もないし、食事処も一つもありません。

だけど、奥尻に行ったからには、足を伸ばして温泉に向かった方が良いかと思います。

奥尻の湯は、それだけの価値がある温泉です。
源泉掛け流しで、加温もしてない貴重な温泉。


わたしは両方に入ったのですが、まず【神威脇温泉保養所】の感想から。

こちらは、いわゆる銭湯です。
タオルを持参する必要があります。

奥尻のホームページでは、一階と二階の泉質が違うように書いてあります。
一階が源泉そのままだと。

ところが、私が入浴した2017年の6月では、どちらのお湯も同じでした。
銭湯の人も同じだよと言ってました。

ただわたしが行ったのは、奥尻ラソンの時。
通常は違うのかもしれない。
なんせ、奥尻ラソンの時には、お風呂のお湯もいつもよりぬるめということでした。
それでもかなり熱かったです。
いつもは、一階を熱め、二階をそれよりはぬるめにしているそうです。

神威脇温泉は、古くからある町の銭湯といった感じですが、お湯はよく、また景色もよかったのです。
海が見れます。
400円程度の入浴代金です。
露天はなく内湯のみです。
大きな窓があるのはいいですが、窓が開けば、もう少し空気の入れ替えもあって良いような気もしますが。


もう一つ島にあるのが、ホテル緑館の温泉です。
ホテル緑館は、奥尻島唯一の温泉がある宿泊施設です。
宿泊は、もちろん日帰り入浴も可能です。
日帰りだと入浴代金は、800円。
お値段は少し高いのですが、こちらの方が、湯船の種類は多いのです。
またこちらは、シャンプー、コンディショナー、ボディソープといったものは全て備え付けてあります。
ま、ホテルですからね。

お風呂のサイズも大きく、内湯と露天があります。

内湯は、めっちゃ熱いです。
そして、浴槽には、温泉の成分が立体的に湧き出でいて見事なものです。
内湯は、よほど熱いお湯が好きでないと入れない気もします。

ただし、露天は外気の影響もあってか、良い温度になっています。

いろいろな媒体に取り上げられている温泉です。

神威脇温泉の写真はこちら。

ちょっと古めかしいですが、お風呂はきれい。

奥尻ワイナリーのブドウ畑越しに見えるホテル緑館です。