【2014富士登山ツアー感想】気温、時間、持ち物を説明1日目

 2014年に体験した富士登山の記録です。気温とか持ち物とかこれから登る人、初めて登る人への参考になるように、私の感じたことを書きます。
ちなみに私もこの2014年が初めての富士登山でした。というより、普段は山登りなどしないまったくの素人がろくに準備もせずに参加したツアーの感想です。
富士山だけに同じような人もいるでしょう。そういった初心者へのアドバイスを含めて。

2014年7月21日〜2014年7月22日 2日間 山小屋宿泊


○ツアーで参加
新宿発のバスツアーで参加しました。
クラブゲッツでいきました。価格は、1万円ぐらいだったと思います。
初めての富士登山です。私は山登りする趣味はないです。ちょっとマラソンするくらいです。


○ツアーは安い
車で行くよりもツアーはかなり安いです。山小屋はそれ相応の金額がしますので。
宿泊、高速、ガソリン込みって考えたら、他の選択肢もなくツアーになると思う。
富士山には一般車両の通行規制もされているので、バスで行くのがいいと思います。


○ツアーは2日間
ツアーは、弾丸ツアーは自主規制なのか、どれも2日間でした。
1日目に7合目くらいまでのぼり山小屋に宿泊し、二日目朝に山頂で下山。
昼頃からお風呂に入って高速で帰宅という流れです。


○ツアー会社もいろいろ
 HISさん、JTBさん、はとバスさん、クラブツーリズムさんなど各旅行会社からバスツアーありますが、値段はほぼ横並びです。
 一般的なツアーに申し込めば富士吉田口からだと思います。ただし、富士山には登り口が4つあるんですけど、ここから登りたいと思い入れがある人はよく探して申し込む必要があります。
 他にも細かいところでは、どの温泉に寄るか、宿泊所をピンポイントで指定するかどうかでも変わります。きっと旅行会社毎に提携と言うか強い弱いがあるんでしょう。
 まあ、初めてであんましこだわりがなければ、あまり大きくは変わらないです。


○フリープランで参加
 ツアーでは、ガイドが付いて一緒に登るもの(1日目の宿泊まで、全工程2日間)、フリープランがあります。
 登山は、全くのガイド無し、含まれるものは、バス代、山小屋宿泊代、というもので参加しました。

 軍手や帰りの温泉、ペットボトルの水とか、マスクといった小物達も付いてきました。
 山という山に登ったことないですけど、走っているし、頭痛くなっても困るから、自分のペースで上ることを選択しました。


○急に参加
7/21は、月曜で海の日で祝日でした。
海の日なのに山に行きました。
確か、天気を確認して、急遽7/19か何かに申し込んだと思います。週末やお盆近辺は7月中旬はすでに予約でいっぱい。でも平日に登ることはまだできる状況でした。
土日はいっぱいでしたが、7/22火曜が平日でもあり、急に参加することができました。


○結構近い。
 普段から、富士山はよく見えるなーなんて思っていましたが、バスは、高速乗って休憩しながらも3時間ほどで着いたと思います。
 新幹線だとだいぶ長い間、右手に富士山を見続け、静岡をひた走る印象でしたが。

 バス降りて、いやはや寒いぞここは、って思いました。夏なのに涼しくて気持ちいいです。


○上る前に休憩
 高地順化ということで、1時間くらい休憩です。ツアーなんで、休憩スペースが無料で利用できるので、ごろりとダラダラ。持ってきたものを食べました。


○昼頃、上り始め
 砂というかこれが火山の産物かねえ、ということころをテクテク歩きます。始めは、木や植物もあり、わりと平坦なところも合って、ピクニック的な感じもあります。


○ゆっくり上る
 時間競うものでもないし、体調おかしくなっても困るので、途中途中休憩しながらゆったり上りました。ガイドありで上っている集団があるので、そういった人達のペースに良くも悪くも巻き込まれたりします。
 細いところでは、抜くことも抜かれることもままならないので、初心者はまあいい感じで上れると思います。
 上ってるときは寒くもなく暑くもなく。

こんな感じで岩場をぞろぞろ歩きます。


○服装
 突然だけど、思い出したように服装を。
 途中で着たり、脱いだり、調整しましたが、基本は長袖のインナーにレインジャケットで上りました。下は、ジーンズだったと思います。

 個人的には、モンベルのレイントレッカーが暖かさ、雨の強さから気に入ってます。別に富士山に限らず使えますし。 
 ほかには、モンベルのライトシェルもすぐれものと思ってます。

 モンベルさんからは、他にもサンダーパスやレインダンサーというのもありますけど、生地、色からレイントレッカーが一番いい気がしてます。これなら、普通に街歩きもできるデザイン。

 海外の山ブランドもいろいろ出していますけど、モンベルさんが私がこういったレインジャケット調べてる中では一番安くて、軽くて、カッコよかった。


こちらが、女性用。


↓こちらが男性用です。


○夕方、山小屋に
 山小屋に夕方着きました。結構、到着したの早かったです。メモを見直すと、15時過ぎに到着と書いてます。あんまし、先に着いてる人いませんでした。
 ゆっくり上ったつもりでしたが、早かった?上り始めの時間も人それぞれだから。


○ペース
 上った時間は3.5時間といったところです。
 途中で腰を落ち着けておやつ食べたり、写真とりまくったりという長い休憩はしませんでしたが、宿の前に腰掛けて、水分補給をして、体調不良にならないように気をつけながら上りました。それで、これくらいの時間で上れます。

 ちなみにこの日は私は、元祖室で宿泊でした。

 こんな人がいるかどうかわかりませんが、15時ごろにいけば一番乗りできるんではないかと思います。


○天気がよい
 ぎりぎりで天気予報見て決めたので、ある程度は予想通りでしたが、天気が良かったです。宿からもきれいな雲海がみれました。
 上ったのが初めてなので、これが珍しいのか、いつもどおりなのかわかりませんが。


 宿からの雲海


○山小屋も初めて
 普段、山に登ったことないのでよくわからないんですけど、山小屋はすごく狭いです。
 宿というよりも、仮眠所と思ったほうがいいです。寝るところには寝袋があるのですが、隣の人と肩がぶつかる状況です。
 快適ではないけど、山小屋がないことを考えると、あって幸せだなあと思います。とてもじゃないけどテントで山登りなんてしない。


こんな感じで、寝袋いっぱい。


○食事
 夜ご飯は、カレーを食べて、翌日のお弁当、お茶が渡されます。上る前にもペットボトルをもらい、食事の際にもお茶が飲め、翌日のお茶ももらえますので、水分は結構ありました。
 それなりにもって上りましたが、少し多すぎました。2Lくらい自前で持ち込んでましたが。

 塩っぽいものを食べたくなるかなあと思って、ポテチを持っていったんですけど、袋がすごい膨らみました。もう破裂しそうなくらい。


 ポテチの袋、八合目。

この後、怖くて、少し切り目入れて、空気抜きました。


○8時ごろ寝る
 夜ご飯は、17時半頃から20分か30分交代で食べていく形ですけど、特にすることもないので、食事して少し外眺めたら、寝るだけです。

 8合目は、めっちゃ寒いです。山小屋内は暖かで、山小屋のありがたさが身にしみます。

 持ってきたシャツも重ね着しましたが、外でのんびりなんてできないくらい寒いです。フリースやライトダウンみたいなものがあったほうがいいと思います。
 あとで書きますが、実はもっともっと寒くなりますから。
 

○翌日は2時ごろ起こされる。
 翌日は、2時ごろ起こされます。電気もついちゃいます。私は、さすがに今から登ったら早すぎるだろと思い、周りもすいてのびのびと思い、ゴロリ。
 そしたら、再度電気が消えましたので、ここでおきました。


 ↓2日目に、つづく↓

富士登山ツアーの参加記録【気温、時間、持ち物】2日目 - たけぽんちの部屋