北海道天売島【島一周の観光バスと野鳥ウトウ観察バス】感想

天売島内のバス観光について体験したことを書いていきます。
予約のこととかタイムスケジュールとか行ってみて初めてわかったこともあるので。

まず、北海道には、いくつかの離島があります。
離島旅も最近人気ですからね。
北海道にある離島で、有名な観光地は利尻島礼文島ですね。
島の大きさもここが1番。
ものすごく旅行者も多くて、宿を抑えるのも少し大変なのが礼文島です。

次に、大きいのは、奥尻島でしょうか?
こちらは、行ったことがなくても地震の記憶がある方が多いのは?
津波で大きな被害を受けた町です。

さて、今回紹介する天売島は、かなり小さな島です。
羽幌港というところからフェリーで上陸することができます。

とっても小さな島なので、島内で乗り物がなくてもそんなに不便ではありません。

しかしながら、天売島に旅行に行った際には、【島一周の観光バス、ウトウウォッチングツアー】をオススメします。


まず、島内観光ツアーから。
予約の必要はありません。
時刻が決まったツアーではありませんから。

天売島にフェリーで上陸すると、宿の人達がその時間に合わせて、並んでいます。
それと同時にフェリーターミナルの脇には天売島一周の観光バスが待っています。
まっすぐ宿に向かうのも良いけれど、観光バスで一周回るのが良いと思います。

観光バスの料金は、1600円。
時間は不定期で、5人以上集まれば出発です。
なので、フェリーが着いてすぐならば、ほぼ確実に走り出すのでしょう。

このバスは、ただ一周天売島を回るわけではないのです。
天売の人の暮らしや島の歴史も説明してくれます。
また、天売の観光スポット、鳥見のスポットでは、バスから降りて案内説明してくれます。
鳥の生態についても説明してくれるので、野鳥観察初心者はぜひ参加したら良いと思います。
時間は、90分位。
最後には、自分の泊まる宿まで連れて行ってくれます。

宿もフェリーターミナル周辺なので、歩いてもすぐですが、知らない土地で宿まで案内してくれるのはありがたいものです。

ちなみに、観光バスに乗る前に、宿の人に荷物を預けることも可能です。
こrwは、宿によって多少違うかもしれませんが。


続いて、【天売島のウトウウォッチングツアー】

天売島といえば、ウトウウォッチングです。

バスツアーもあります。
こちらも上のツアーと同じく事前に申し込むようなものでもなく、宿のチェックイン時に参加しますか?と聞かれます。
参加する場合は、宿の夕食がそれに合わせた時間になります。

私が参加した時は、チェックインが17時ごろで、ウトウツアーが19時に宿出発、夕食は17:30からとなりました。
季節によって日暮れ時間が異なるのでツアー開始の時間、夕食時間は多少前後するとは思いますが。

ウトウツアーの料金は、1000円です。
ウトウツアーは、バスで往復連れて行ってもらえる所も良いですが、行く途中のバス車内でウトウについていろいろお話を聞けるのが良い所。

見ている時は、ただすげえなーと思うだけなのですが。

ウトウを見に個人でいけるかといえば、個人で行くすべはほぼないのです。
車で行くことも可能ですが、車で行ったら行ったで、車を置く場所に苦労するかと。
なんせウトウさんは、島に帰宅後車道で朝まで滞在するそうです。
眠るわけではなく、朝まで車道でウロウロしているそうです。
跳ねたり、轢いたりするのも嫌ですしね。
(ツアーのバスにウトウがたまたま体当たりしてました)

小さな島だけど、自転車で行くのも大変。
上り坂、下り坂があるから。
夜は、真っ暗だし。
見終わってから、宿に帰ってくるのも遅くなるかと。

さて、ツアーは、19時ごろに宿を出て、19:15頃から20:00時頃までみて、20:15頃に宿に戻るツアーです。

出発時には明るくて、日がくれた頃にツアーは終了と行ったイメージのタイムスケジュール。

日中に海で過ごしたウトウが夜暗くなってヒナに食事を持って戻ってくるそうです。
なぜ夜か?
他の外敵に狙われないように、暗くなってから、暗くなるのを待ってからウトウは戻ってくるそうです。
ウトウの習性があるので、出発する時間は、季節により異なるようです。
日が長い夏ほど遅くに出発して、春に近いほど、早めになるような。

ちなみにウトウは、子育てのためだけに、天売島に上陸してくるので、見頃は、6月ということです。

私がみたのは、7月の海の日の連休。
この日でも、次々に帰ってくる様子は見れましたが、ピークは過ぎているということでした。

イタドリの丈も伸びているしね。

次来る時は、6月にしよう。
ちなみに6月の20日頃からウニ漁が始まるので、それも合わせようと欲張ると6月の最終週の週末かな?

この写真の穴がヒナの巣なんです。
確か毎年同じ巣を利用するとか。

この写真の緑の植物がイタドリです。
イタドリの間にも無数の巣があります。

これがたまたま道を歩いていたウトウのヒナです。
お腹すいて出てきたのかな?
早く隠れちゃうとやれちゃうぞ!と思いましたが、自然に任せ手を貸すことはしておりません。
ヒトの匂いがつくことを親は気にならないのかな?

景色がよければ天売島では、綺麗な透き通る海が見れるのです。
この日は天気が悪くて、綺麗な海が見れても崖の上からなので近づく手段はないのですが。