【2017北海道マラソン】応援していて気づいたこと

北海道マラソンを今年は走らずに見ていた。
そんなわけで、北海道マラソンを見た感想です。

◯ 予選会?
まず、2017年の北海道マラソンは、グランドチャンピオンシップという東京マラソンへの予選会を兼ねていたのです。
以前からこの大会の優勝者でマラソン代表に選ばれていることは知っていましたが。
きっちりとシステムが固まったようです。

このシステム、しかし、よくわからないのですよね。
タイムと順位が設定されていて、その記録を超えると、本戦への参加権利が得られるそうです。
つまり、一年近くかけて予選会をして、次に予選を勝ち抜いた人でもう一回走ってそこで早かった人が東京マラソンの代表になるというものです。

これまでは違う大会同士の記録、順位、実績を考慮して代表が選ばれていました。
どちらの大会の方が条件が良いかわかりにくいものを比較するから批判も多かったのです。
昔から【一発選考だ】なんて声もありましたしね。

それでようやくシステムが変わったのがこのグランドチャンピオンシップシステムです。

しかし、このグランドチャンピオンシップは一発選考でもないのですよ。
もしも本番のレースで、参加資格のない人が 上位を独占したらどうなるのだろう?

そもそも東京オリンピックは国内大会だから良いけれど、海外のマラソン大会は、国際レースの経験を基準にしないで良いのだろうか?とも思う。


◯ 参加人数、天気
さて、色々疑問もあるけれど、2017年の北海道マラソンが2017年の8月27日に実施されました。
今年のフルマラソンの参加者は、17000人。
年々規模が大きくなり、本当に大きな大会になりました。
これ以外にもファンランという10kmのランナーさんもいますからね。

ライブの日程ともかぶったようですし、宿泊がどうなっていることやら。

天気は例年通り晴れでした。
午前中は、暑かったかもしれませんが、いつもよりは午後の気温上昇が抑えられ、市民ランナーがゴールする頃には走りやすかったようにも思いましたが。

昨年は、完走率が53%だったか?その程度らしいです。
以前完走率はもっとよかった気もしますが、完走率低いですね。
その年の天気によっても、変わっていたように覚えていますが、最近は参加人数が多いから完走できないのかな?
以前は記録がないとエントリーできなかったですからね。
今は誰でもエントリーできる市民マラソンに生まれ変われました。


◯ 気になったランナー
2017年には、2015年の北海道マラソン優勝者の【藤原新】さんがエントリーしていました。
昨年から故障があったようで復帰戦ということでした。
テレビの解説を聞いていて驚いたのが、『いつもは3ヶ月の調整期間がケガで出遅れ、2ヶ月しか時間が取れず、ペースを作るほどのところまで仕上がっていない』ということ。
2ヶ月でフルマラソンなんだ!って驚いた。

藤原新】さんの結果は、練習不足という通り、30km辺りから苦しい表情で遅れていきました。
残念です。
もう一度輝くところを待っています。


さて、北海道マラソンに参加している芸能人を発見しました。
【ロンドンブーツの田村亮】さん
周りにカメラを持った人がいたので気づきました。
私は、赤れんがの道庁の手前でみましたが、足がやばい、ヤバイと話していました。
声も独特だからわかりますね。

4時間40分くらいでゴールしたようです。
あっぱれ!

北海道マラソンは、制限時間が5時間です。
そして記録の出にくい夏に行われる大会です。
この大会を選んだ田村さんすごい。
NHKのランスマという番組で走っているのだと思いますが、びっくりしました。

これまでに北海道マラソンを走っている芸能人を見かけたのは、【石原良純】さんくらいでしたから。
2010年かな。

確か、良純さんも4時間40分くらいだった記憶があります。


◯ タイムの確認
北海道マラソンでは、ランナー応援ナビというシステムを導入しています。
これで、どこに誰がいるかがわかるので良いです。
北海道マラソンのホームページから応援ナビにいけます。

走ったランナーさんも自分のラップを見れるのでよいですよ。
あー35kmで疲れているわーってな感じになります。

田村亮さんのタイムを見たらペースが乱れず。
これすごいですよ。
暑いから息も苦しいし、体温も上がって苦しくなると思うのに。


◯ 受付時間の延長
北海道マラソンの前日、新千歳着の飛行機が遅れたらしいですが、受付時間を22:30まで延長したそうです。
こういった配慮は素晴らしいですね。
これってボランティアさんからしたら大変なことだと思います。
当日いきなり決まることだから。
関係者様、ご苦労様です。

私は、これまでに飛行機が飛ばすに参加できなかった大会とかあるんですよ。
しかも、連絡を入れた大会事務局の対応の冷たいことったら。
もう二度とその大会には参加しませんよ、と思いましたさ。

2017年で言えば、利尻のマラソンも前日にフェリーが動かずに受付時間、スタート時間を変更していました。

ただ、北海道マラソンでいえば、事前送付にしたら良いのではないかと思うけども、なんでそうならないんだろう?
事前送付を実施する大会とそうでない大会の違いって何?
大きい大会で事前送付って聞いたことがないのだけれど。


北海道マラソンの完走タオルの質
北海道マラソンはびっくりするくらいゴール後の完走タオルの質が悪いのだけれど、2017年はスポンサーの名前も入っているから少しは良くなったのかな?
ある種あれはあれで思い出でもあるけれど。


◯ 夏は特に疲労回復が要
レース後には、温水、冷水の交代浴で体のリカバリーが重要です。
また、十分な栄養補給も必要です。

サプリメントは所詮サプリで補充的に使うものですが。
クエン酸サプリメントはちょいと面白い。
なぜなら疲労があれば酸味を感じるし、疲れが抜けていれば、甘みを感じます。
【体調のリトマス紙やー】ってね。

メダリストは割とあちこちの大会で配られるサプリです。
自分の体の声を聞くのも必要です。

疲れて飲んで、脱水や転倒、骨折では周囲の信頼を失いますよ。
メダリスト 500ml お徳用 30袋入


◯ ランニングタイツが少ない気がした
北海道マラソンはオリンピックや世界陸上と同じく夏に行われる貴重な大会です。

で、気になったのは、ランニングタイツを履いている人が他の大会に比べ少ない気がしました。
他の大会だと、みんな【cw-x】だなあ、なんて他のランナーのグッズ見ながら走っているのに。

この大会は、夏だからか、ふくらはぎ用のタイツを履いている人が多かったです。
変に日焼けしなければ良いですが。
あの長さのは日焼けが気になります。

私は、最近はタイツを履いて、ソックスも短いのではなくて、ショートソックスみたいな長さのランニングソックスを履いてタイツとソックスの間に隙間が出ないようにしています。
指一本の日焼けができたらたまらないですもの。


走りやすさだけで言えば、本州の10月、11月が1番ですよね。
花粉症がなければ、3月、4月も走りやすいですけど。

やっぱり、1月、2月は寒いんですよ。
東京マラソン京都マラソンもあるんですけどね。