【最新版】お米の美味しくなる【洗い方】旨み逃げない

 お米の洗い方、研ぎ方について、最近私が聞いたものを紹介します。この炊き方のほうが冬の冷たい水でも手が冷たくないし、味もはっきり、くっきりして、よりご飯が美味しくなりました。
 
 水の使う量も洗う時間も大幅に短縮。
 今まで、面倒で無洗米を使っていた人もこちらを試してみてはいかが?無洗米よりは、通常のお米のほうが美味しいし、安いし。

 始めにすすぐだけというのは知ってましたが、今までは少し洗い過ぎていた気がします。今まで食べてきたお米達の個性をつかみきれず、お米達に申し訳ない気持ちになりました。

 では、ご紹介。

○ステップ
 簡単に言うと、ステップは次のようになります。
 1.すすぐ
 2.洗う
 3.すすぐ

○平成のコメの正しい研ぎ方

 ○1.すすぐ
 水を注いで、捨てる。ポイントは、すぐに捨てる。
 水に触れる前の乾いてるお米はとっても水を吸いやすい。最初のすすぎ水は、表面の汚れや、剥がれやすいぬかが水に落ちるので、すぐに捨てる。
 水を注いで、浮いちゃうお米が水になじむように軽く混ぜる程度。
 決して、じゃかじゃか洗わず、すぐに捨てる。
 すばやく2回、おこなう。

 ○2.洗う
 1のステップで水を捨てたお米をシャカシャカ洗う。水を入れずに20回〜30回かき混ぜる。
 最新の精米機は進歩しているし、昔のように糠もついていないし、そんなにむきになって洗う必要もないそうです。
 もしも精米してから時間経ってるとか、炊いてみて匂いが気になることがあれば、50回程度洗うといいそうです。
 この洗いで、1のすすぎで落ち切っていなかった米ぬかを取りきるそうです。

 ○3.すすぐ
 2のお米の汚れを洗い流す為に、水を加えてすすぐ。濃厚な白濁した液が薄まって流れ出ていきます。
 この水を加えて、水を捨てるを2回行う。
 これもシャカシャカ洗わず、ただ水を加えては捨てるのみ。

 ○4.炊く
 水をセットし、1時間程度、吸水させてあげて炊く。

 4の時に、水が白くにごると思いますが、濁っているのはでんぷんなんだそうです。
 だからこれが旨みなわけで、洗いすぎると旨みが逃げちゃうと言うことです。

 洗うのはあくまでも臭みを取る事を目的に。

 もしも、匂いが気になるということであれば、ステップ2、3の工程をもう一回繰り返してもいいそうです。

 私は、お米屋で買う時に精米してもらって1週間から10日程度でお米を使い切るようにしているのですが、洗うのは1回だけで全く臭みないです。
 この方法に変えてから、お米の味がよりはっきりと濃く感じられるようになりました。

○吸水時間
 炊飯前のお米の吸水時間ですが、夏は短め、冬は長めでということですが、5時間とか長くおいたら、お米がふやけてぶよぶよになるだけで、あまり意味がないようです。
 新米かどうかでおく時間も変わると思いますが。
 
 つい最近、タイマー炊飯忘れて、かなり半日以上おいてから炊きましたが、確かにその時はあまり美味しくなかったような気もしました。

○洗い米もある。
 NHKの土井先生の炊飯、洗い米の方法も以前に紹介しましたが、ご自身の生活スタイルや美味しいと思える方法で実践していくと良いんでしょう。
 長年やってきて変えれるところ、変えれないところもあると思いますし。

 自分の味覚ややりやすさで好きなのを選択してご飯を炊きましょう。

 ↓土井先生の洗い米はこちらで書いてます。
きょうの料理【おむすび】土井善晴先生とエコで時短な炊飯法 - たけぽんちの部屋