【マラソン疲れ対策】ポイントは、冷やす、乳酸アシドーシス予防、水分補給

後半にバテることなく気持ち良く、清々しくレースを終える為に。
(練習あるのみ、なんて言ったら元も子もないので、それ以外の心がけを。)

皆さん、夏でも走ってますか?
皇居の周辺は、変わらず走ってますね。ランステも多いから、シャワー浴びてスッキリもいいですよね。
スカッと汗かいたほうが夏バテもしないってもんです。

でも、なんとなく7月、8月は、会社も学校もトレーニングも休みでもいいのでは?なんて思うほど暑いわけです。
仕事とトレーニングを同列にしたらいけない気もしますけど、ある程度の仕事をこなすには体力、気力も大事なもんと考えているんでね、異論もあるかもしれないけど。

暑さ、気温はともかく、昼なんて日差しが強すぎてそれだけで身体にダメな気がする。
朝も夜も涼しくならず暑いし。
一昔前は今ほど熱中症もなかったからな。


まあそんなわけだけど、私は、のらりくらりとマラソン一年生の作家さんのように走っているのです。

こんな季節に走ると気温が走りにかなり影響します。
練習量や体調も影響はあるのだろうけど、気温という外的環境が大きいと考えてます。


さて、ここから暑さとダメージ、熱疲労について書いていきますよ。

疲れを軽減するのに大事なことはいかに体の熱を逃がすか、ということなんです。

ラソン大会はオリンピック、世界陸上以外は大体涼しい季節にあるもんですが。
暑い時にもなぜかあるんです、市民マラソン大会も。

代表的な暑い季節のマラソン大会は、北海道マラソン大阪マラソン。こうしたレースでは、どれだけ体を冷やしておくかが重要です。

レースが始まる前には、首筋や脇の下に保冷剤やアイスノンを入れて、全身に回る血液を冷やしておきましょう。
これだけでだいぶ違いますよ。

そして、始まってから、走ってる最中には脚、ふくらはぎに水をかけて冷やしましょう。
よくテレビ放映のマラソン大会をみても、一流ランナーもスポンジ等を利用してますよね。

走り出してからは中々脇を冷やすということもできません。
第二の心臓という脚から冷やして、血液、体温の上昇を抑えて行きましょう。

暑い日なら、水を脚にかけても脚をつったりしません。

地面に近い足は照り返しでより熱にさらされます。


○なんで冷やすと良いのか?

筋肉に熱の負荷がかかると、熱ダメージ、筋肉の分解が進みます。それが、筋肉疲労の原因になります。
だから、アイシングなんてあるわけですけど。
筋肉疲労の軽減の為にも、路温を感じやすい脚はしっかり冷やしましょう。


○水分補給も忘れずに

また、外側からだけでなく、水分摂取もお忘れなく。
走って脚をつるのは、ビタミン不足だけでなく、熱痙攣の可能性もありますよ。

熱痙攣熱中症の前触れ。
体の水分が減ると、筋肉疲労が起きます。あしがつります。

なので、あしのつり対策にはバナナをよく食べるのも重要ですが、水分をしっかり取ることも重要です。

筋肉疲労は、乳酸アシドーシスという現象につながります。
アシドーシスって酸性になることです。
この体が酸性になることは、痙攣にもなるし、吐き気やめまい、全身の疲労になります。

体をアルカリ化しておくことも重要です。
血液が一気に酸性になるのを防ぐ為にも水分補給でボリュームを確保しておくことは重要です。
ボリュームがあれば、変化は緩やかなものになりますから。