【油の種類と特徴】体にいい油は?美容・健康には油も必要
油の種類と特徴について書いてみます。
健康になるには、油も必要。脳機能にも油は重要な役割を果たしてますから。
油は細胞の膜の成分だし、肌の調子を整えたり、免疫機能も持っています。
油は、脂肪になるだけでなく、エネルギー源であったりと役割が違います。その特徴をまとめて説明します。
まず、油には、酸化されやすいサラサラの油から、酸化されにくくて常温で固体の油があります。
サラサラの油から4つに分類して書いてみると、こんな感じ。
○オメガ6(リノール酸)
大豆油、コーン油、ごま油○オメガ9(オレイン酸)
オリーブオイル、紅花油、ひまわり油○飽和脂肪酸
バター、ココナッツオイル
バターは、エネルギー源になる代わりに取りすぎると、脂肪になって体内に蓄積されます。
飽和脂肪酸は体内でも作ることができます。
よく油を控えよう、低脂肪なんて商品もありますけど、取りすぎている油は上の4つの中でオメガ6という分類の油。
オメガ6は、取りすぎると、花粉症、アトピー、アレルギー、老化といった症状になるといわれています。
また、加工食品に含まれているのもオメガ6
ですので、オメガ6をオメガ3、オメガ9に切り替えていくことが重要。
オメガ9や飽和脂肪酸(バター)なんかは、たくさん摂ればその分健康に良いということもないので摂りすぎには注意です。
オメガ3は、オメガ6のアレルギー反応を抑える機能があると言われています。
また、認知機能やうつ症状にも有効なんていわれています。
花粉症とかアレルギー反応が気になる人は積極的にオメガ3に切り替えてはいかがでしょうか?
オメガ3は、DHAやEPAといった魚油の成分でもあるので、魚を食べる習慣を作るのもいいです。
えごま油、アマニ油を使うことでもオメガ3をうまく摂ることができます。
酸化されやすい油なので、小さい油を買ってこまめに買い換えることがおすすめ。
また、加熱調理に弱いので、サラダにドレッシングとして使ったり、調理後のパスタや肉料理に後からかけるのがよいです。
またサラダ用のドレッシングの分離している油を捨てて、こちらを追加するのも手っ取り早いかと。
えごま油では、個包装のものもあります。
個包装だと、鮮度が落ちることもないので安心便利。
健康が気になる方は、オメガ6の油をオリーブオイル等のオメガ9に切り替えるよりは、オメガ3の油に切り替えていくほうが良いと思います。
油でとるのはちょっとという方は、サプリもあります。
一番売れてるのはサントリーのオメガ3サプリメント。
魚油のEPAやDHAを多く含むものです。
オメガ6も体に有害というわけではなくて、理想はオメガ3:オメガ6が1:4といわれています。
一般的にオメガ6が摂りすぎで、オメガ3が足りていないので摂る方法を考えましょう、という話になります。
オリーブオイルは、実際便秘にも良いということで肌ツヤにも効果が出るそうです。スペインやイタリアとか地中海の人は、スプーン一杯のオリーブオイルを飲んでるらしいですね。
インカインチオイルの効能はまた別の機会に。
いい油を必要な量を摂る。
言うのは簡単だけど、難しい課題だ。
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