【家庭でのインフルエンザ感染予防法】ワクチン

インフルエンザが流行ってきました。そして毎年のことですが、インフルエンザの流行る時期は、受験シーズンでもあります。

受験直前にインフルエンザをうつさないように、家庭でできることをまとめてみました。
「うつさないように」と「かからないように」がポイントです。

インフルエンザワクチンもありますけど、ワクチンはかかった時の症状が軽くなるなんていわれています。
今回はもっと積極的に、予防してみましょう。


まず、インフルエンザはどのようにうつるか?

インフルエンザは、飛沫感染接触感染を介して。
飛沫は、せき、くしゃみとかです。普通にしゃべってるだけでもウイルスは飛んでると思いましょう。
接触は、ウイルスを持った人がドアノブや電気のスイッチを触れたりして、そこを元気な人が触れることでうつります。


この感染経路を頭に入れると対策は。


対策1
まずはマスクを、お互いにすること。
くしゃみや咳を手で押さえてその手でどこか触ったらそれで危険性が増しますから。
マスクは感染した人が菌を飛び散らかさないのに有効なだけで、予防には効果がないなんて言われたりもしていますが。
いわゆるサイエンスで論理的にいえばそうかもしれません、いわゆる実験的な解釈というやつでしょうか?
ただ私は他にもプラスアルファの効果があるように思えます。それは、鼻元や口周囲を直接触らなくなるからです。菌は直接目に見えません。菌がついてるかもしれない手で、鼻が痒くて触れたりするのもリスクだと思います。そんな行為が制限されるので皆がマスクをするのもありなのでは?と考えています。


対策2
インフルにかかった場合、すぐに治療を受ける。
ウイルスが増える前に、抗ウイルス薬で撃退する。やっぱり拡散するウイルス量が増えるほど危険性は広がりますから。検査では、インフルエンザようせいにならないこともあります。発症からの時間によります。タイミング一つで薬が投与されないという悲劇を防ぐためにも、医療機関にかかった際には、どういう症状がいつからあるか正確に細かくお伝えしましょう。その地域に出ている症状は、同じパターンですので、医療者もピンとくるはずです。


対策3
乾燥しすぎないようにする。
乾燥状態にインフルエンザウイルスは強いです。なので、部屋干し、加湿器で積極的に部屋を加湿しましょう。加湿により、ウイルスが減少します。ただ、インフルエンザは加湿で死にますが、緑膿菌といったジメジメした環境を好む細菌がいるのもまた事実。
じゃあどうすればいいの?と思うかもしれませんが、若い健常者は緑膿菌感染は起こしません。緑膿菌にかかるのは、通常は免疫機能の低下したお年寄りや長期入院をしている患者層です。


対策4
歯をよく磨く。
予防には、うがい、手洗いなんていいますが、実は歯磨きがいいんです。歯磨きはもちろんインフルエンザだけでなく、他の細菌による感染症にも有効です。
なんでかっていえば、ウイルスや菌が口の中に入ってもそれだけでは感染しません。例えば、水を飲んで胃に送り込めば、胃酸でたいていの細菌、ウイルスは死滅します。
口腔内に炎症があれば、そこを入り口にして、感染していまいます。
歯磨きです。


対策5
病院にいって、インフルエンザの薬をもらいましょう。
抗インフルエンザ薬は、予防投与が認められています。
保険が効かないので、2000円くらい、もしくは5000円くらいするかもしれません。整形治療と同じで自由診療なので、料金はその病院によります。健康保険の適応はありません。
この予防投与の効果がどれほどか?ということははっきりしません。


対策6
ヨーグルトの乳酸菌や納豆なんて体にいいといわれているものも積極的に摂りましょう。腸の調子も感染に大きく影響します。
体の免疫を整えるように、果物もとって。
明治のヨーグルトR1は、インフルエンザ対策で有名ですよね。


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インフルエンザ対策の効果【明治R1ヨーグルト】データも豊富 - たけぽんちの部屋


サントリーやポーラでは、乳酸菌サプリも売っています。乳酸菌サプリは、インフルエンザや風邪だけでなく、便秘にも効きます。
便秘対策をすれば、集中力もまして、メンタルにもいいですね。
そして、肌荒れ予防といった美容効果や花粉症といった免疫にもいいといいますし。


ちょうど受験シーズンは、花粉症の季節の始まりでもありますね。試験中に鼻が気にならないように、乳酸菌をとるのもいいでしょう。


インフルエンザにかかって良いことはないと思います。
受験生がいる家庭ならなおさら。

できることでも、上に書いたようにいろいろあります。そして全て体にいいことばかり。
寒い冬をのりきりましょう。


インフルエンザにかかっていいことはないと言いましたが、インフルエンザにかかった方が、もしかしたら新型インフルエンザが出た時には良いかもしれません。

2010年ごろ?、数年前に中国をはじめとして新型が流行った時には、インフルエンザ感染者は症状が軽かったそうで。
日本のワクチンはスプリットだから、新型でも、型が外れても関係ないように思ってたんですけどね。