【航空券の変更】降雪、台風等の悪天候時の帰りの飛行機


雪や台風といった悪天候による欠航が出た場合の飛行機のチケットの振替、払い戻しについて書いてみます。

ツアーだけでなく、早割や旅割といった通常、変更不可の格安航空券の取り扱いについて。
実体験からです、誰かのお役に立てれば。
大体、JALANAのホームページがわかりにくいし、電話がつながらないからね。


北海道、千歳が大雪の2016年最後の連休。
なんて、12月なんだ。隔週で欠航だなんて。
連休だけに飛行機に乗って、スキーの人も多かったろうに。
冬休みの始まりでもあるのに。


さて、本題。

悪天候で欠航になった場合、予約時にメールを登録していれば、そのアドレスに欠航です、というメールが来ます。

そして、チケットの種類にかかわらず、払い戻しも変更もできます。

一番安い航空券でも変更できます。
ANAでは、変更は一度きりですが、変更できます。

そして、この変更は、チケットの金額に関係なくできます。
差額の請求もありません。
ま、もちろん、いきなりの変更なので額面では、当日代金や前日代金になっていますよね。
この差額を請求されたら、なんだよそれって普通に思いますがね。

そして、この変更は、午前から午後便とか、午後便を翌日といった変更だけでなく、しばらく先の飛行機にも適応されます。
期限はJALANAで違うので確認が必要です。

差額の請求がないし、直近の飛行機以外でも良いので、連休等の高い時期のチケットにも変更可能です。


そして、重要なのは、帰りの便も変更できます。
帰りの便は、対象便として表示がでていなくても。

台風にしろ降雪にしろ、通常影響を受けるのは、1日程度ですよね。
そうすると、行きは欠航でも帰りはどうなるの?って思いますよね。
大抵帰りの便は通常運航されますからね。

この帰りの便も合わせて変更、キャンセルできます。

ただし、ウェブでは、その手続きはできません。
なので、帰りの便も合わせて、スライド、もしくはキャンセルしたい場合には、気長に、でもでも早めに電話が必要です。
どんどん予約は埋まるので早いに越したことはないのです。

行きと帰りの概念ですが、往復チケットである必要はありません。
早割にそもそも往復航空券というのはないですからね。

行きは、旅割50、帰りは旅割30なんてのでもいいんです。
同時に買っていなくても、いいんです。
千歳空港、羽田空港の単純往復みたいなので、パッとみて往復だろっこれはってわかればいいんだと思います。
この基準は、どこまでOKかはわかりません。

AからBが飛行機で、次の予約がBからAなら、帰りとして対象になるというのが自分の変更した印象です。

AからBで、BからCを地上移動して、CからAみたいな複雑な旅程だとどうなるかはよくわかりません。
そんな経験がないもので。

行きだけでなく帰りもキャンセル対象なのは、そうしたほうがキャンセル待ちが減って航空会社的にも良いのかもしれません。


ツアー等で宿泊込みで予約されている場合は、旅行会社の規定になります。
ツアーだと変更便も団体で決まるでしょうから。


そして、振替便ですが、満席ですが、パラパラと空席が出ます。
そう、一度しか変更できないのでその都合もあってか変更、空席は遅れて出るので、こまめにホームページは、見たほうが良いでしょう。
往復だと電話だからどうすんだって話だけど。
満席と思って諦めるべからず。

そして、空港で待てば、キャンセル待ちも可能です。
どのチケットでも変更できるので。
キャンセル待ちもいるから、空席が出たり消えたりを繰り返すのでしょうね。


そういったわけで、
行きの飛行機が悪天候なら、それに付随する便も対象です。
ただし、この変更は、電話。

2016年の札幌では、JRもバスも遅れているから、飛行機の問題だけではないのです。
空港まで時間通りにたどり着けるかという別の問題も出てくるわけです。

今まで、悪天候の飛行機に乗った経験ですけど、かなり時間は遅れます。
出発予定時刻に搭乗していないなんてザラ。

そして、中々飛ばないので、2時間前の便に変更しても、到着するのは当初の予定時刻なんてのが普通です。

帰りの人を優先して、行きの人は旅程をダイナミックに変更するのも一つの手。

ダイナミックパッケージでは、確か行きの旅程だけが変更されて、帰りの便は変えられなかったような。
単純に旅先の滞在時間が短くなるなんてことに。