ボルドーの名手ロスチャイルド【エスクードロホ】チリの人気ワイン

今回は、赤ワインの感想です。
今日のワインは、エスクードロホ、ESCUDO ROJOです。
言わずとしれた、バロン・フィリップ・ロスチャイルドが南米チリで手がけるワインです。

ロスチャイルドは、ボルドーの最高峰ワイナリー、シャトームートンロスチャイルドのオーナー。
たった五つしかない一級シャトーの一つです。

そんな方々がチリのセントラルバレーで作ったワインが今日のワイン。

チリワインの一般的な特徴ですが、強い日差しと乾燥した気候からくるパンと弾ける力強い味、香りです。

エスクードの意味はよく分からないんですけど、ロホは赤ですかね?
スペイン語?ティントでなかったか?
ま、いいや。

このワインの特徴は、ボルドーワインの様にというか、複数品種を混ぜ合わせて仕上がっています。
カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、カルメネール、シラーのブレンドです。


どんなワインかといえば、渋くない、チリらしいガツンと来る力強さもない。
かといって、ふわっとした感じでもない。
バランス良くまとまった調和の取れた味わいだと思います。
感動的なものもないんだけど、値段相応できちんと仕上がってる感じはする。


どんな人に向いてるかな。
ボルドーカベルネソーヴィニヨンだとちょっと重いな、渋いなと思う感じの人。
ピノロワールはやっぱり高い方が美味しいし、繊細な果実味を今日は求めてないなという人。
メルローってなんだか苦手って人
こんな人に向いてる気がします。


カベルネフランやカルメネールでこんな感じの味わいに仕上がってるのかな。


海外でよくあるテーブルワインの味って言ったら一番わかりやすいのかも。

こういうブレンドものってその年の天候で、比率も味も変わるんだろうな。
そういう意味では年に一本くらいはのんどいたほうがいいのかなー。
いいのかなー。

エスクードロホはエノテカさんの専売商品かな?私はエノテカで購入しました。
店舗もあちらこちらにありますが、店舗に行かなくてもWebからも購入可能です。
エスクードロホには単一品種のワインもあるようですね。

オーソドックスといえば、そんな味。
しつこくないから、何とあわせても飲みやすいと思います。
バロンフィリップロスチャイルドの商品ですから、ちょっとしたパーティーや花見、お祝い等に持っていくには話のネタとしても良いと思います。

ボルドーの一流シャトーがチリで手がけるワイン、まずは飲んでみないと語れない

ボルドーのシャトーは、わりと中を見せて、説明してくれるので、ワイン好きな人はボルドーまで、行かれると良いですよ。
パリから電車でも行けるし、シャルルドゴール空港から飛行機を乗り継いでもボルドーまで行けます。
フランス南西部のスペイン国境近くの小さな街です。
パリとは全然違う街ですが、世界遺産年だし、安全安心な年だから旅行に良いですよ。
ボルドーに行った際には、カヌレをぜひ食べましょう。
なんでワインの街がカヌレだかは、卵に秘密ありです。

ボルドーとスペインのバスク地方を合わせて旅するのも、食べるの大好きな食いしんぼうさんにはもってこい。
ただどちらもこれといって観光名所はないので、食べてのんびりするしかないんですけども。