【保険をわかりやく解説】ひまわり認知症治療保険

太陽生命が新しい保険を販売したそうですね。
その名も【ひまわり認知症治療保険】

どういったものか誰でもわかるように調べてまとめてみた。


まずは 20歳から85歳までの人です。

太陽生命のホームページでは、健康に自信のない方でもカンタン告知で加入できると書いてますが。

○加入するための条件は、
現在、入院中でない。過去6ヶ月間に入院または手術をしていない。そして、今後、入院または手術の予定がないこと。
→ ここ最近で入院するような病気になっていないということですね。

後は、2年以内の入院または手術によって、過去6ヶ月以内に通院している人も残念ながら加入できません。
→ つまり循環器なり、脳外科なり何らかの病気で入院して、その後経過フォローという形で薬をもらいる続けている状態の人はダメですね。

肝硬変、悪性新生物がある人、過去5年以内の悪性新生物の手術がある人。
→ 現在がダメな人はもちろん、再発リスクのある人も保険会社としてはNGということですね。


そして。認知症保険だけに、すでに認知症の診断を受けている人、認知症による要介護、要支援の認定を受けている人もダメ。

この保険では、認知症だけでなく、生活習慣病白内障、骨折も保障されます。

認知症治療保険という名前ですが、認知症に焦点を当てているというよりは、普通の保険に認知症の特約、給付金が付いているというのが良い理解ではないでしょうか?

ちなみ、認知症での支払い一時金は300万円。

65歳以上の5人に1人が認知症というデータもあるそうです。
認知症を抱える家族の苦労が大幅に改善するといったところまでは来ない保険かもしれませんが、賭け金の負担や加入しやすいといった条件も含めて考えれば良いのかもしれない。

認知症患者と鉄道会社で損害を誰が負担するべきかといった裁判もありましたが、高齢化に伴い認知症患者も増えてくるとそれに備えて来る必要もあるでしょう。
個人で全てを抱え込むのは無理だよなー、と思うわけですが。

認知症予防のために個人でできることと言ったら、脳トレや散歩といった軽運動くらいでしょうか?

5人に一人ということで言えば、4人は大丈夫なんですよ。
その人たちの食生活や睡眠はどうなんでしょうか?

脳血管に負担をかけるような、高脂質な食事は避けた方がリスクは減るだろうし。
睡眠薬や胃薬、咳止め、風邪薬なんかは認知症リスクを高めるとも言われています。
認知症のメカニズムがハッキリとわかっていないから難しい対策です。

また、何か勉強して報告できたらしようと考えています。