本感想【あえてレールから外れる。逆転の仕事論 堀江貴文】

対談集かと思ったけど、そうでは無かった。

各界の偉人さん(佐渡島庸平さんとか、小橋賢児さんとか、武田早雲さんとか岡田斗司夫さんとかです。)の考え方とかこれまでの生き方、人生の決断、選択に迫った本です。

そして、それぞれ個人の語ったことに対し、堀江さんがまとめとコメントを書いている本です。

何時もの堀江節で全面がしあがっているわけでないのが残念。
(堀江さんの新刊だとおもって手を出したので)

そして、この本は対談集ではありません。
対談でしか出せない空気感がないのも残念。

でも逆に言えばこう言う本でしか味わえないような様々なジャンルの人達の参加です。

ここは堀江貴文さんの人柄、徳でしょうか。
面白い人材が揃っています。


堀江さんのコメントはまるでテッドの様。
おばか映画のテッドではありませんよ。
NHKが放映しているTEDカンファレンスです。
あの番組もそれぞれの分野のスピーカーとMITの伊藤譲一先生のコメント、見解と言う流れですもんね。

この本もそんな感じ。

通常のビジネス書だったら、著者が自由に書いておしまい。
でも、この本では堀江貴文さんという他者の解釈が入る分だけバランス感覚が優れていい本に仕上がっているかな。


本のスタイルとしてこういう本ってあまりないですよね。

批評するのって難しいよな。
よいしょしすぎてもダメだし。
批判してもしょうがないし。
価値あるところにどれだけ注目できるか。


本の感想はこちらでも。

あえて、レールから外れる。逆転の仕事論