【映画感想】イミテーションゲーム(ネタバレなし)

映画の個人的な感想です。
2015年、5本目くらいの映画かな?


もう大体上映は終わりですか?

『イミテーションゲーム』
第二次世界大戦中のイギリスの暗号解読に関わった人達の物語です。
実話かな?と思います。
少なくとも実在の人物の話です。


ひとことで言えば、見てよかったオススメの映画ですね。

いつ頃DVDが発売されるんでしょうかね?


ストーリーは第二次世界大戦の暗号解読に関わる人達の物語です。


私はパソコンや数学に詳しくはありませんので、閃きが会った瞬間や暗号やパソコンのシステムがどうなってるかはわかりませんが、なんとなくあの興奮は伝わります。

その辺りは伝わるように映画化されています。


そして、よくよく考えさせられたのは、(そうだったのか?と考えさせられたのは)、暗号が解読できた後にどういう行動を取るか、取るべきかということですね。


戦時中の暗号って、数学の命題でもないし、試験でもないから、解けたから直ぐに解けましたって言えば良いわけではないんですよね。

うーん、この辺りは難しい問題です。


歴史的な事実は私はよく知りませんが、(映画がどこまでフィクションかわかりません)、暗号解読には個人的なイベント(ミス、習慣)が関係してたんですかね?

もしかして、やっぱり機械はよくできてたのにヒトの介入で相手に付け入る隙を与えてしまったのかなとか思います。
機械の完成度は高かったのに、人為的なエラーはやはり起こるし、今も昔もここの部分のコントロールが難しいのかなと。

最近、コンプライアンスなんてよく言われてますけどもね。
いつの時代もヒューマンエラーは大きな代償に繋がるのか?


でも逆に暗号解読が終わらなければ、戦争がもっと長く続いていたのかもしれない(戦局が変わったかもしれないと考えると)、なんだかさらにモヤモヤした問題ですね。


まあ、しかしそんな歴史が動いた可能性はいろいろ考えられますが、映画としては2時間楽しめました。

よくある戦争物のヒューマンドラマとは違って、見て、納得、満足の映画でした。


暗号解読者は相当のキレものというストーリーなんですが、ここの部分ではイヴサンローランのデザイナーの映画を思い出しました。
昨年、2014に公開された映画ですね。


やっぱり時代の何歩も先を行くデザイナーらどこか精神的な闇があるのだろうか?と。


話変わりますが。
パソコンの開発は暗号解読が起源なんですかね?
こういった現代の生活を変えた代物にフォーカスした映画も面白いかもしれませんね。