マラソンの課題を解決する指導本【実践・体幹ランニング】金哲彦
今日は金さんの本の感想と紹介です。
マラソン関係の本もいろいろありますが、切り口が少し変わっていてみなさんの参考になると思います。
NHK Eテレの「趣味Do楽3ヶ月でフルマラソン」を見逃した、動画で見たいという人はこちらの本はいかがでしょうか?
NHKの番組に関しては、再放送もあるかどうかわかりませんし。
具体的に何らかの問題を抱えているというランナーには役に立つと思います。
NHKの番組の方もテキストありますけど、こちらの本とかぶるようなところはないですね。
同じ人が書いている割にかぶるところがほぼないんで、良心的です。
「実践・体幹ランニング DVD付き 確実に速くなる!」
出版社: 講談社
著 金哲彦
amazon の本の内容から画期的なのは、ランナーにありがちなダメなランニングフォームを28のパターンに分析し、それぞれのタイプの弱点と修正法を体幹メソッドで解説している点。
「なかなかタイムが上がらない」「距離を伸ばせない」「故障を繰り返す」といった壁にぶつかっているランナーの走りは、この28のNGフォームのいずれかに当てはまるはずです。
故障しやすい箇所からの自分のフォームの逆引きもできます。
本書に連動してすべての動きを収録したDVD動画による詳細な解説で、金コーチから直接指導を受けるのと同じように「体幹ランニング」を学び、自分の走りを上達させることができます。初心者も走歴の長いランナーもそれぞれが、正しいフォームをマスターするために、繰り返しチェックして使える1冊です。
こちらの本は、走り方や練習メニューだけではないです。
もちろん、ランニング道具の選び方だけでもないです。
体幹を使えるようになるストレッチが数多く載っています。
ですので、走る人だけでなくて、走らなくてもストレッチがしたいと言う人にも向いています。
体幹を使うことは、姿勢もよくなりますしね。
またこの本では、走り方の問題点と修正法について詳しくかかれています。
自分の走り方の問題点や全身がうまく使えていないという人は参考になるかと思います。
フォームから修正法を指導するだけでなく、膝が痛い、前に進まない、肩がこるといった症状からも修正法が示されています。
ですので、自分のフォームの問題点がわからない人もどう改善していくかのきっかけがつかめると思います。
なかなか、自分の走りを撮影してくれる親切な人もいませんし、撮影されてると思ったときにもいつもと同じフォームで走れるものなのか。
また、ランナーによっては、短い距離と疲れてきた後半でフォームが変わってることもあるだろうから、その意味でも症状から問題点をつかむのも有効かと思います。
走るメニュー、練習法だけでなくフォームの修正に重点がおかれた本はほかにあまりないと思います。
間違ったフォームでがんばっても故障の元ですから、怪我する前に読むのもいいかと思います。
ストレッチもランニングの目線からかかれています。
ぜひ一度目を通してできるものから、自分の体の傾向に合わせて行うといいと思います。
こちらの本の口コミはこちらでも。
食事メニューが気になる人には。
高橋尚子さんの本があります。
市民ランナー向け本【高橋尚子ランニングパーフェクトマスター】 - たけぽんちの部屋
膝の調子が悪い場合、テーピングの感想はこちら。
膝を痛めて、テーピングしてマラソンを走った【感想】 - たけぽんちの部屋