こども保険の特徴【こくみん共済】と【エース損保】を例に

スポーツの保険を調べていたので、子供の怪我についても。
ここでは、こくみん共済とエース損害保険について比較しながら書いてみます。


子供の怪我で有名なのは、こくみん共済。

こちらの保険は大きく分けて二つ。
普通の掛け捨ての保険と教育資金にもなる満期受け取りのあるタイプ。


キッズタイプは月900円、キッズワイドタイプで月1600円。
毎年、剰余金が出ると割戻しがあるので実際はもう少し安くなる場合も。
2013年は15%の割戻しが。


怪我や病気の保障はもちろんあります。
例えば、骨折、脱臼で50000円。


特徴的なのは、本人の治療費以外の保障。
例えば、親の死亡時や第三者に対する保障。

子供の怪我自体は健康保険でも対応できますが、第三者への保障はどうでしょう?
他人のお宅の物、お店の商品を壊すとかお子さんが自転車の運転で誤って自動車に傷つけた、歩行者に怪我させたなんて場合に保険は大事です。


そして、こくみん共済では満期金として教育資金をためながら、保険をかけることも可能です。
年齢によって、毎月の支払額は変わりますが、手ごろな掛け金で保険に加入することができます。

こくみん共済は、18歳で満了。もちろんその後は一般の保険に移行できます。



エース損害保険のこども総合保険なら、23才未満まで保障されます。

エース損害保険では、示談交渉サービスがあったり、相手への損害賠償責任保障が手厚いのが特徴。
扶養者の死亡に備える育英費用はもちろんついてます。
他にも、熱中症やO−157や細菌性食中毒といった最近頻繁に耳にする症状もカバーしています。


保険料も年1万円から。

こちらは複数年一括払いが選択できるのが、ポイントです。
2年払いにすれば、年8775円から。
こくみん共済と比較しても、毎月の支払いは同程度。
保障内容、金額が違うので、何を重視するかで優先順位は変わると思いますが。


エース損害保険のこども総合保険を複数年まとめて払うことで、最大30%OFFになります。複数年一気に払えば、こちらの方がこくみん共済より格段に安くなります。
ただし、こちらは祝い金や給付金といった将来への備えにはなりません。

こくみん共済では、毎月将来の入学に備えて貯蓄ができます。


健康保険でカバーできない、第三者への損害賠償や育英費用、教育資金の貯蓄を考えて、お子さんの保険を考えてみる必要もあるのでは?

ここでは二つを例に挙げましたが、学資保険としては他にもいろいろあります。
JAのこども共済、ソニー生命の学資保険、アフラックの学資保険。

長期の保険ですから、保険会社の格付けも考慮して選ぶといいでしょう。


子供保険の学資金、貯蓄をメインに書きました。
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自転車事故の保険は、金額はちょっとです。
事故の賠償金は高額なので、検討だけは一度しておきましょう。
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