【検査でコレステロールが高い方】ぶり青魚の効果と必要量

 青魚は糖尿病にも、痩せるホルモンが出てダイエットにも効果的と書きましたが、実はそれだけではありません。
 それ以外の効果やどれくらい食べればいいかを今日はサラリと書いてみます。ポイントはさらりなんです。

前回はこちら。
【食べて痩せるダイエット】メカニズムを科学的に解説 - たけぽんちの部屋
しめさばレシピはこちら。
【糖尿病、ダイエットに青魚】簡単短時間【しめ鯖】レシピ - たけぽんちの部屋

○魚の脂は体によい。
 青魚の油、魚油にはEPA、DHAが含まれています。

EPAは、エイコサペンタエン酸。
DHAは、ドコサヘキサエン酸。

 EPA、DHAのどちらも、肉の脂、オリーブオイル、ごま油とは、違う分類に属しています。

 そんなわけで、EPA、DHAは必須脂肪酸ですが、オリーブオイルでは代用できませんのでご注意を。もちろん、オリーブオイルも体にいい油ですが。

○EPAの効果1
 EPAには、心疾患の発生率を下げる効果があります。コレステロールの薬を飲んでいる人を二つのグループに分けて検証しています。

 1つはコレステロールを下げる薬だけのグループ。
 もう1つはコレステロールの薬とEPAを摂取するグループ。

 その結果、EPAを摂取したほうが心疾患の発生率が2割ほど下がるんです。EPAは優れものなんです。


○EPAの効果2
 これだけではないですよ。EPAには、赤血球を柔軟にして、血液をサラサラにする効果があるんです。細胞の膜が柔らかくなって、動きがよくなるんです。
 毛細血管の細い先まで、スルリと進むイメージといえばよいでしょうか。


○EPAの効果3
 赤血球だけではなくて、血管もしなやかに強くするんです。
 いわゆる血管年齢を若く保つのにEPAは効果があるんです。

 血管をしなやかにできれば、動脈硬化血栓脳梗塞といった症状の予防に繋がります。

 細胞の膜は油からできてるんで、良い油をとることで、うるおいとしなやかさを保つことができるんでしょうね。

 もしかしたら、お肌のうるおいにも効果があるかもしれません。肌年齢ってやつですか。

○魚油(EPA・DHA)を多く含む魚

 EPAはどういった魚に多いのか?

 EPAの多い順に並べますと、
 まいわし、本マグロ(トロ)、さば、まだい、ぶり、さんま、鮭、あじとなっています。

 かつおって、脂がのってる気がしますが、実はEPAもDHAも少ないんですよ。

 まぐろの場合にはトロは多いけど、赤身は少ない。これは脂のノリ具合でそうかなあとも思いますね。

○ぶりは美味しい。
 関西では、冬がやってくると、ぶり大根、ぶりの照り焼きですよね。ブリが花形なのが関西。年末から値段がぐいぐい上がるのが悲しいところ。
 ぶりの握り寿司があるのは北陸や関西だけなのでは?
 関東では、ぶりのお寿司なんて見なくて、はまちです。

 わらさやふくらぎよりも脂ののったぶりは美味しい。

○EPAの必要量は?
 厚生労働省さんは、18歳以上の成人は、EPAとDHAを合わせて1日1g以上が望ましいと言ってます。

 カルパッチョなんかのサラダやしめ鯖を食べて効率的に取るしかないですね。魚にもよりますけど、50gから100gくらいの青魚を食べればよいのでそんなにたくさん食べなくてもいいんですよね。それこそ、小鉢にいわしの甘露煮なんかがいいくらいで。

 焼き魚にご飯という昔ながらの朝ごはんが、体に良かったって言う話ですよね。
 パン食の人はオイルサーディンのトーストなら、魚とパンが同時に取れますね。

○魚嫌いにはサプリもある。
 魚が嫌いな人や、魚ばかりは食べれない人は、EPAサプリメントで効率的に摂取するのが将来の医療費を下げるかもしれませんねー。病気ばかりはどうなるかわかりませんが、健康でいたいもんです。

 ネイチャーメイドが含有量多くて、安くて、コスパがいいと思います。青魚アレルギーの人はアレルギー出るかもしれないし注意してくださいね。
 アレルギーは病院ですぐに検査できるみたいですね。

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○雑記
 私は、昨日、いわしの甘露煮とさんまの干物を焼いて食べました。美味しかったです。
 牛肉のしぐれ煮やいわしの甘露煮、ああいった料理が好きなんですよ。牛肉のしぐれ煮はEPAとなんら関係ありませんが...。

 明日も健康に。最後までありがとうございました。
 次回は、EPAが運動する人、ランナーに効果的な話を書く予定です。