美味しいお米を食べたいが、品種、選び方がわかりにくい

 おいしいお米が食べたい。それには、品種も大事だけど、どんなお米かがほんとに大事。


○旅行者はお米は買わない??
 たまにテレビで、アジアから来た人が電気店で大量に買い物をして、炊飯器を何台も買っている映像があると思います。
 で、気になったのが、「お米を買っている映像は見たことがない」、ということです。
 先日、私のお米を求めさまよえる姿を書きましたが(10/28)、炊飯器も大事だけど、お米も大事。


○お土産にお米運動はおきないのかな?
 スイスのお土産にチョコを買うように、イタリアのお土産にパスタを買うように、韓国のお土産にロッテのお菓子やとうもろこし茶を買うように、日本のお土産にお米を買っていってもらえば、いいと思う。
 お菓子や化粧品だけでなく。日本では、【炊飯器とお米】を買う。
 少しでも買っていってもらえれば。いえ、彼らのスピリッツ、パワー、熱気なら、重くてもそれ相応の量、買ってくれそうですが。


○表記がわかりづらいよね。
 で、またふと思うのは。
 日本のお米、品種と○○県産の表記でしかないから、同じ産地の同じ品種でも味に結構なばらつきがある。
 果物だって、秀、優、良なんてグレードもしっかり表記しているのに。
 ランク付けもしてるけど、1等米かどうかは30kgの袋でガツンと買わないとわからない、通常の消費者まで情報おりてこない、ざっくりしすぎでは??


○消費者フレンドリーにならないと売れないよね。
 値段も下落傾向ということで、ワインのように、もうちょっと細かな産地、グレード表記で消費者にフレンドリーな商品にしていただけたらと思いますが。
 品種による味覚チャートみたいなのもあれば、ほんと助かるのに。
 味噌でも甘い、辛いとか塩分濃度とか書いてあるのに、がんばってください。

 【お米の販路拡大には、お米の正確な認証を】


○新品種、がんばれ。
 こしひかりのような確立されたブランドはいいですが、新品種なんて最初に買ったのがそれなりならもう買わないですよ。
 せっかく時間をかけて新品種を開発したのだろうから、食べるほうはほんとの味を知りたいし、作るほうにもよいスタートをきってもらいたい。


○お米は大丈夫か?不安だ。
 関税とか農協とかいろいろあるんでしょうが、外からみている食いしん坊は切に願います。
 でもまあ、ほんとにお米安くなった気がする。ジュースだって100円が、110円、120円と価格上昇を繰り返してきたのに。
 もうみんなお米に興味がないんだろうか?


エールはここらへんで。

○品種もいろいろ、選ぶ楽しみ。
 話し変わって、今のところ、一番の好みのお米は、「森のくまさん」です。ハリがしっかりあって、粘りが強くなくておいしい。
 森のくまさんは、「こしひかり」と「ひのひかり」のかけあわせてできたようですが、「ひのひかり」食べたことない。食べてみたい。
 「ゆめぴりか」よりも「ミルキークイーン」よりも、「森のくまさん」が好き。

 暫定1位 森のくまさん

 つや姫が今、気になってます、山形です。まだ人生で食べたことないです。
 北陸や東北が以前からお米で名をあげて、最近は北海道なんて寒冷地も気合入ってますが、山形のつや姫は食べたいものの、九州のお米が美味しいのかもというジレンマ。もともと温暖な気候の作物だしねー。


お米に関する興味深い本です。
お米が好きな人も、あまり食べない人もぜひ参考に。

ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?


お米をどこで買うかのさまよえる旅の記事
【お米選びの旅】森のくまさんからゆめぴりかまで - たけぽんちの部屋