野球映画【ミリオンダラーアーム】とカープアカデミー【感想】

ディズニーって、こんなジャンルの映画もあるんですね。
野球のスカウトを扱った映画です。

人生崖っぷちのスポーツ・エージェントが挑んだ驚くべき実話に基づく感動のサクセス・ストーリー
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野球スカウトがお金もうけて大成功みたいなんではなかった。

作品のストーリーがそういう風に作り上げてないだけ、と言われたらそうかもしれしれない。
だって、実績の上がらないコンサルタントが野球未開の地、インドのクリケット選手をスカウトしてくるという話だから。
実際には、クリケットをしていない陸上(やり投げ?)選手かなんかなんですけも。


アメリカ側からみれば、安いコストで選手を獲得して、広告的な側面もあるのかもしれない。
これは、否定できないと思う。


でも、インド側から考えれば、
安い給料では決してなくて、人生が大きく変わるチャンスであり、夢、ドリームなんです。
誰も考えもしなかった、誰も見ていなかった夢を与えるっていうインパクトもあったんですよね。
野球スカウトが来たことが、新しい夢の提供であったわけです。


コストダウン、労働力としての海外だけでなく、新しい夢、希望、チャンスを与える為の海外進出。
こんな見方もあるのだと思いました。


この作品が実話に基づいているということで、パイレーツに入団したり、オバマ大統領と面会したりという場面、写真があちらこちらでいろいろ使われてるんですが、選手としては、あまり活躍してなかったのでしょうか?

そこら辺が勉強不足であまり知らないんですけど、そういうのもあって、がっちりアメリカンドリーム的な映画とは違う仕上がりになったのかな?


で、この映画をみて、ふと思い出したのが、広島カープの野球アカデミーです。

ドミニカでしたっけ?

あまり野球に詳しくなくて、カープアカデミー出身の選手がどの程度活躍したのかはわかりませんが、この仕組みは民間の大きなスポーツ外交でもあったんじゃないか、と感じました。

ただ安く海外から選手をスカウトしてくるだけではないと。
ドミニカのすべての人の生活レベルは変えれないけど、夢を与えることにはなる。
そして、日本の印象もしっかり与えることができる、場になったのではないかと。


ドラフト会議が終わりましたね。
一番の驚きは、日ハムのくじ運ってすごい。
ダルビッシュ選手も中田選手も斎藤選手も大谷選手もでしたっけ?


ドラフト上位の選手の活躍はもちろんのこと、指名順は下位でもポジションを変更したりしながら数年後活躍する選手を探すっていうのも、スカウトとしての醍醐味なんでしょうね。

選手の適応力、精神力、器用さみたいなのが結構重要だったりするんでしょうか?


パイレーツという球団は、チャレンジングな精神をもってる組織にみえました。攻めの組織??

確か桑田真澄投手もパイレーツでしたよね?
あの頃は確か、ジャイアンツでも出番がなかった桑田投手でしたから。
桑田投手は全力プレーで怪我をしてしまったりといろいろありました。
もっと活躍してできたんじゃないかと。

でも、そんなスピリッツがいいんです。


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