生態系は複雑?「猿の惑星新世紀ライジング」【映画感想】

どーでもいい話ですが、10/11の記事の写真はいい写真だ。

この動物がなんなのかは分からないが、これはきっとサルの仲間に違いない。こんなナメクサッタ猿が増えてくると恐ろしい世の中になりますね。私はすぐさま、すたこらさっさと食べ物を運んでしまいそうです。

猿の惑星 新世紀(ライジング)
ヒトの世紀が終わろうとしている
映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』オフィシャルサイト

猿の惑星を観ました。確か9月だったと思いますが、かなり込んでいました。

英語の映画を観ようとしながら、前回、前々回と映画館でみたのが英語じゃなかったもので、、ちょうどタイミングあったので、この映画みました。
うん、英語でした(笑)

前作も観てますが、前作ははっきりと細かいところまで覚えていないです。確か新薬の実験動物の猿が知能を持って暴れるんだっけ?くらいの記憶です。

そんな記憶から、軽い気持ちでみたわけですが、すごく楽しめました。前作を観ていなくても、これ楽しめる作品だと思います。
さらっとみるだけでも楽しめますが、この作品、いろいろと考えさせるようなテーマをいくつか含んでいる作品でもありました。


「猿は仲間(猿)を殺さない」っていうのが一つのテーマなんですけど、この文言が現実世界でホントかウソかはわかりませんが、いまも世界中で殺しあってるヒトってなんなんだろう?、と。


また、人と猿で話し合いが持たれ、共存の道へ進もうとしていた中で、ヒト側、サル側にそれぞれ裏切るものが出てきてしまうんですね。それが、混乱を大きくしてしまうわけなんですが。

外から作品を観ている自分なんかは、あーダメだよ、裏切っちゃーなんて思うわけですが、実際現場にいるヒト、サルは決して裏切って得しようなんて動いているわけではないんですよね。
あくまで、不安から、不安が別の行動をさせてしまう。

こういうのって、現実の人間の世界でもそうかもしれないと。
エボラでも国際機関の治療行為に現地の人は疑念を持ち、協力的ではないというニュースも聞きますし、第一次世界大戦にしろ、世界中の紛争にしろ。

そんな、少し考えさせる、けど楽しめる作品でした。
サルの英語は簡単で英語初心者の聞き取り学習にもいいんじゃないでしょうか。


最後が次回へ続くといった感じで、終わるのが少しかなしい。
ドラマじゃあるまいし、もう少し終わりは一応終わりっぽくしてほしいかなと。

なんでしかし、この映画のタイトル、「サルの惑星」なんだろう?


2015年2月、はやくもDVDが販売されます。
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