ピアノリサイタル【2016外山啓介】ベートーヴェンとリスト
2016年の外山啓介さんのピアノリサイタルに参加してきました。
昨年の2015年は、オールショパンでプログラムを作っていましたが、2016年は、ベートーヴェンとリスト
曲目は、
ベートーヴェン
ピアノソナタ14番 【月光】
ピアノソナタ17番 【テンペスト】
リスト
愛の夢 3つのノクターン
ラカンパネラ
イゾルデの愛の死
バラード第2番
札幌、キタラ大ホールで聴いたのですが、行ってよかったなと思っています。
最初の月光なんて、とってもいい始まりでした。
休憩を挟んで、リストの作品ですが、ガラッと前半とは変わりますよね。
リサイタルの時間の長さ短さでいえば、わりとあっさりとした感じかもしれませんが、リストのバラードを弾いたら集中力からも曲数いけないですよね。
リストのバラードは、なんでも外山啓介さん自身の人生の中で重要な曲だったそうです。
高校生の時に、バラードを弾けるようになるまでは、ピアノを続けようと決意して、ピアノを辞めずに、そして、プロになったということです。
これから、行われるリサイタルは、【名古屋】と年末の【札幌京王ホテル】で開催されるランチ&ピアノコンサートくらいですかね?
東京のサントリーホールも終わってしまいましたから。
リストも聴いていて楽しいんですけど、やっぱりショパンの音楽って、絵がイメージしやすいと言うか、セクシーだな、って去年と比較してよくわかりました。
そして、私は、ショパンが好きなんだなーとも思い直しました。
ラヴェルやラフマニノフもいいんだけど、外山啓介さんのスタイルとしては、ショパンがしっくりきているようにも思います。
ロマンチックな曲調といいますか、ご本人の評価はどうなのかはわかりませんが。
外山啓介さんもやはり、色々弾いてきている中で、観客の期待に応えられるものを弾いていきたいという発言はされていますし。
自分の好きなように、弾いてるのは家で弾いているのと変わらない、ただの練習になってしまうなんてことも以前に言っていました。
2015年は、ショパン
2016年は、ベートーベンにリスト
2017年は何か楽しみですね。
外山啓介さんのショパンのCDはこちら。
ショパン:バラード全集