映画【ジャッジ】ネタバレ無し感想「家族関係がテーマ」

ジャッジの感想をネタバレなしで書いてみます。
日曜のお昼の会で見ましたがかなり混んでいました。
中段より後方は満席で前方もそこそこ入っているといった感じでしょうか?


ジャッジ 裁かれる判事
2015年1月17日 公開

映画.comより
「アイアンマン」「アベンジャーズ」で記録的ヒットを飛ばすロバート・ダウニー・Jr.と、「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」といった伝説的作品で名演を披露してきたロバート・デュバルが父子役で共演を果たした法廷サスペンスドラマ。有能な弁護士だが真偽よりも勝利にこだわり、金持ちを強引に無罪することで知られるハンク・パーマー。父のジョセフ・パーマーは世間から信頼を集める判事だったが、そんな父が苦手なハンクは、長らく父と絶縁状態にあった。しかし、ある時、ジョセフが殺人事件の容疑者として逮捕されるという事件が起こり、ハンクが弁護人を務めることに。正義の人である父が殺人を犯すはずがないと信じるハンクだったが、調査が進むにつれて疑わしき証拠が次々と浮上する。監督は「ウエディング・クラッシャーズ」「ブラザーサンタ」といったコメディ作品を多数手がけたきたデビッド・ドブキン。法廷でハンクと対峙する検事役でビリー・ボブ・ソーントンが共演。


タイトルからも裁判ものだなという感じですが、サスペンスとか推理ものという意味合いはあまりないかと。
サスペンスものでは今、公開中のものでは、ゴーンガールが面白かったです。

ゴーンガールの感想はこちら。
映画感想【ゴーンガール】展開が良い(ネタバレ無し) - たけぽんちの部屋



ジャッジでは、裁判はストーリー展開というか、主人公達の家業として存在しています。
内容としては、家族関係。特に男同士の親、兄弟の関係、そのやり取りの映画です。
ホームドラマです。

裁判の進行具合も、もちろんあって現実はわからないけれど、その辺のやり取りもおもしろかったです。


今までにも、都会で疲れた若者が田舎の友人に出会って、やり直すみたいな映画があったと思いますが、そういったどん底から這い上がる明るい未来みたいな映画とも違う内容で書かれてました。


田舎暮らしが嫌で都会でお金を稼ぐ息子と田舎で暮らす父親。
父と息子の衝突。
そんな父も徐々に年をとっていく。
お互いに年をとることで関係も少しずつ変わってくる。

日本ならまだしも、アメリカでも年老いた父という設定の映画があるんですね。日本はなんとなく高齢化しているからわからなくもないけどみたいな。
アメリカも都市部で稼ぐことに社会が少し疲れてきているのかな。


私個人は、見終わって元気がもらえるといった映画ではなかったです。
強く感動するといったものでもなかったです。
じんわりとこの親子関係もいいなーと思えるものでした。
父と息子ですれ違いも多いけれど、親はずっと息子を思っている、そんな親の想いが伝わる映画です。

ただこの辺りは、自分の境遇や経験によって変わるのかもしれませんが。


現実として、自分も親も年をとっていき、いろいろ考えなきゃ行けないなーと思う映画でした。


ジャッジという映画は、女性が男達の関係を知るためや自分と家族のこれまでの関係、これからの関係を考えるためにいいんではないでしょうか?

アメリカもそうなのかもしれないけど、日本も田舎に親だけが残って暮らしている家って多いと思うんですよね。
元気な間はいいけれど、これからどうすることが一番よいのか。


ストーリーと何も関係ないですが、ロバートダウニーJrがかっこよかったです。

アイアンマンのブルーレイはこちら。

アイアンマンの通常のDVDはこちら。



映画の予告編で気になったこと

ミュータントタートルズの予告編良かったです。RIP SLYME(リップスライム)さんがラップで紹介しているものです。
こういう映画紹介だとついつい見てしまいました。


チャーリーモルデカイ
ジョニーデップの新作。
グウィネス・パルトローユアン・マクレガーという豪華なキャスト。
グウィネス・パルトローは、上のアイアンマンにもでていますね。

予告編見るかぎり、ストーリーは面白そうでした。
ジョニーデップ、来日してプレミア試写会やるそうです。他にもグッズの当るキャンペーンがあるそうです。


それと、ビッグアイズは見てみたいなと思ったところでした。